本日は3CXのビデオ会議機能をご紹介します。
新型コロナウイルスの関係でビデオ会議需要がグッと上がってビデオ会議越しでの飲み会(“Zoom飲み”なんて言われてますね)やビデオ通話で親族に顔見せするオンライン帰省がメディアでも取り上げられるようになってきました。
製品でいうとZoomのZoomミーティングやMicrosoftのSkype・Teams、GoogleのGoogle Meet、CiscoのWebexなどいろんなツールがありますが弊社で扱っている3CXでもビデオ会議(Webmeeting)の利用が可能です。他社製品と比べても遜色なく使える機能性になっておりますのでご紹介させていただきます。
導入のしやすさ
3CX WebmeetingですがPCで利用する場合であればブラウザ(Google ChromeもしくはFirefox)のみで利用可能です。会議参加者はユーザ作成等は不要で専用のURLをブラウザで開くことですぐ会議をスタートできます。スマホからも利用でき、Android/iOSともに3CX Webmeetingアプリをダウンロードした上で会議用URLを開くとビデオ会議に参加できます。
会議の作成に関しては3CX Webclient(ブラウザのソフトフォン)から自社3CX経由で会議を作成します。その際Office365やGoogleのカレンダーに登録やメールで会議URLを送ることも可能です。
機能性
画面の共有やテキストチャット、リモートコントロールなど大手ビデオ会議製品と遜色ない機能性を持っています。各機能へのアクセスもわかりやすいアイコンになっていますので初めてでもあまり迷わず利用できるかと思います。
またビデオ会議形式とは別にウェビナー形式(オンラインセミナー)で開催することも可能ですのでオンライン教育やオンライン製品発表会などの実施にも利用できます。
接続性
3CX Webmeetingサーバは日本には残念ながらありませんがアジアですと台湾やシンガポールにサーバがありますので遅延が気になるようなことはないかと思います。私も今まで何度もお客様や社内の人間相手にテレビ会議を実施いたしましたが特別困ったことはないかな、というのが個人的な感想です。
※もちろんモバイル通信がひっ迫していたりするなど経路に問題があると聞こえが悪いなどのことはございます。
3CX Webmeetingサーバは以下のURLでステータスを確認できます。ひっ迫しているようでしたらビデオ会議を開催するサーバを変えて試すことをお勧めいたします。
https://status.3cx.net/
価格
おそらくここが最大のメリットだと思いますが、3CXを導入されていれば別途ライセンス費用は不要です。
ユーザごとに○○円ということはなく、3CXライセンスの中にWebmeetingサービスの料金も含まれています。
3CXは内線作成の制限はありません。すなわち内線分だけWebmeetingを作成できるアカウントを用意することができるということです。3CXを導入しておけば追加でビデオ会議システムの契約をしておく必要はないのは総務・情シス担当者としては大きなメリットになるかと思います。
デメリットとは?
以上、メリットを書かせていただきましたが勿論デメリットもあり、細かい仕様はさることながら3CXライセンスのランクが一番高いもの(Enterpriseエディション)でも最大参加者人数が250人など大手のビデオ会議システムと比較すると見劣りする部分もございます。
ただPBXシステムの一部として使える機能であれば必要十分なのでは、と思います。
結論
導入のしやすさ、機能性からみると、3CXのビデオ会議ソリューションは他社製品と比べても遜色なく、とてもユーザーフレンドリーだと思います。また、ユーザーごとに別途料金が発生しませんので、特に社員数多い企業にはコストが抑えられるではないかと思います。
とはいっても使用感がわからないと使えるものかもわからない…と思います。弊社ではお客様用デモ環境がございますので3CX Webmeeting含め、使用感を確認したい場合は弊社営業あてへご連絡ください。