はじめ
こんにちは。CCアーキテクトマーケティング部のマーゴです。日本は災害の多い国で、すべての物理サーバを自社にて保管することはリスキーです。なので近年BCP(事業継続計画)を重視している企業が増えつつ、物理サーバをクラウドに移行する需要が高まっています。その中Azureは最も使われているクラウドプラットフォームの一つです。
そもそもAzureは何ですか?
AzureはMicrosoft社が提供するクラウドサービスです。物理サーバはすべてAzureが提供していますので機器の用意とメンテナンスが不要です。ユーザは使用した分だけをお支払いします。
また、Azureはインフラの用意だけではありません。ユーザがプログラミング開発に集中できるため、多様なオプションもご用意しています。
なぜサーバをAzureに移行すればリスクを減らせるか
Azureのデータセンターは、全世界に60リージョンが設置されています。現在日本の場合は東日本リージョンと西日本リージョンが設置されます。東日本リージョンと西日本リージョンはペアリージョンであり、万が一障害が発生しても、リージョン間レプリケーションを利用すればデータの損失を防げます。
もちろん日本だけではなく、世界各国にあるリージョンを使用できます。通信の速度や会社のポリシーに沿ってリージョンを選択して良いです。
Azureがおすすめするケース
自社はMicrosoft製品を使用している
AzureはMicrosoft社が開発したクラウドサービスです。Office365、Dynamics365やSharepointなど、Microsoft社のアプリケーションの移行はとてもスムースに行うことができます。
オンプレミスとのハイブリッド運用
いきなりフルクラウドを運用するのが難しい場合、Azureは「ハイブリッドクラウド」を前提としたサービスも提供しています。Azure ADやAzure Migrateなどのサービスを利用すれば、オンプレミスとクラウドとの同期、またはオンプレミス上の情報移行もスムースに行えます。
信頼性の高いセキュリティが必要の場合
Azure には構成可能な幅広いセキュリティオプションと制御機能が用意されており、組織によるデプロイの独自の要件を満たすようにセキュリティをカスタマイズできます。 なので、医療、金融サービス、製造業をはじめ、様々の国内大手な企業がAzureを使用しています。
電話回線もAzureに集約できる
実は電話システムもAzureに移行可能です。CCAが取り扱っている「3CX」というソフトウェア型IP-PBXはAzureにて導入可能です。3CXの最新バージョンV18には、Microsoft Teamsとの連携ができます。Microsoft Teamsと3CXの併用によって、通話料金節約できる場合がございます。御社のご要望を添えて、構築と運用について様々なご提案いたします。
まとめ
今回Azureについて簡単な紹介、またはどのシチュエーションでAzureがおすすめするのを説明しました。これから自社の基盤をAzureに集約したい企業様には、電話システムもAzureに集約できます。
CCAはコンタクトセンター分野のスペシャリティカンパニーです。
在籍のエンジニアはオンプレミスとクラウドの電話システム構築が得意です。CCAは過去大きい企業のレガシーPBXからAzureへの導入実績もございます。電話システムについて何かお悩みがあればぜひご相談ください。