注目キーワード
  1. 3CX
  2. オフィス電話
  3. Gateway

プロビジョニングの仕組みとやり方の解説

今回は電話機のセットアップ(プロビジョニング)についてお話したいと思います。

プロビジョニングとは?

プロビジョニングという言葉自体は3CXなどのPBX関連に限らず、Windows PCの展開などにも使われておりますので大体どのような意味かはご存じの方もいらっしゃるかと思います。

わからない方向けにプロビジョニングという言葉を説明しますと、端末に設定を流し込んで使える状態にすることと覚えていただければと思います。

3CXでのIP電話機のセットアップはプロビジョニングを利用することで3CXサーバに設定を用意すれば、電話機をネットワークにつなげるだけで自動的にセットアップ完了することができます。

仕組み

次のような仕組みでプロビジョニングが行われます
※分かりやすくするため内容を簡略化しています。

1).電話機をネットワークに接続する
2).DHCPサーバからIPアドレスなどネットワーク情報を取得
→この時に3CXサーバ内の電話機設定ファイルが置いてある場所の情報(Provisioning URL)も取得します。
3).上記で得た情報をもとに電話機が3CXサーバに設定を問い合わせ、ダウンロードする
4).ダウンロードした設定を電話機自ら反映する

この仕組みで重要なのが2つめの項目にある「3CXサーバ内の電話機設定ファイルが置いてある場所の情報(Provisioning URL)」を配布になります。

DHCPサーバでは情報を配布するために複数のOptionが存在しますが、Provisioning URLを配布するためにはOption66(TFTP Server Name)を利用します。このオプションを利用することで電話機が設定ファイルの位置を把握し、電話機のMac Addressと合致する設定ファイルを探し出して設定反映を行うという仕組みになっています。

DHCP Optionの設定について

DHCP Optionの設定はYAMAHAやCiscoなど多くのネットワーク機器では設定可能かと思いますが、設定ができるかに関しては情報システム担当の方や購入元などにご確認いただければと思います。ただDHCPサーバ機能を持っていてもNTT機器などのようにOption設定ができないものもございますのでご注意ください。

またOption設定ができなければ3CXで電話機が使えないということはありません。手入力でProvisioning URLを電話機に設定することもできますのでご安心ください。

結論

プロビジョニング設定は電話機を大量展開するのに必須ともいえる設定です。
電話機のMac Addressを控えて3CXで内線との紐づけを行うという管理者側の
準備は必要ですが、エンドユーザはつないで設定反映されるのを待っていれば
使えるようになりますので配布時の負担は大幅に減るかと思います。

弊社では今回ご紹介したプロビジョニングに関わらず、導入にあたりネットワークに関するご相談等もお受けしますので不安な点がございましたら営業あてにご連絡いただけますと幸いです。