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クラウドPBXがBCP対策に強い理由とは?テレワーク・災害時でも止まらない電話業務

地震・台風・パンデミックなど、企業活動を脅かすリスクが年々高まっています。大規模な災害が発生することを想定するだけでなく、昨今良く発生している、集中豪雨による浸水・公共交通機関の停止、落雷による停電など、数時間ではありますが、会社に被害をもたらす災害が、年に数回発生している感覚です。

そこで、比較的小規模な災害をテーマに、クラウドPBXが有効に活用できるケースをまとめてみました。

BCPとは何か? なぜ必要か?

BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)は、災害や障害が発生しても、企業活動を中断させず、迅速に回復させるための仕組みです。

  • 地震で公共交通機関が止まり、オフィスに出社できない。
  • 停電で、社内の電気が使えない

このような状況でも、お客様対応を止めないことが、信頼維持と事業継続の鍵を握ります。

オンプレPBXの限界、見落としていませんか?

オフィス内に設置されたPBX(構内交換機)は、電源トラブルが発生すると即座に停止してしまいます。
「UPSがあるから大丈夫」と思われがちですが、PBX本体だけでなく電話機やVPN機器までカバーしようとすると、大掛かりな装置と高額な維持費が必要です。
さらに、テレワークで使用するVPN機器なども停電の影響を受けやすく、数時間の停電でも業務継続が困難になるケースも。
BCP(事業継続計画)の観点からも、今こそPBXの見直しが求められています。

クラウドPBXがBCPに強い理由

災害時でも止まらない

クラウドPBXは、その名の通りクラウド環境上で稼働しており、災害時にも高い可用性を誇ります。
その理由は、複数拠点に分散されたデータセンター上に構築されており、電源・ネットワーク・サーバーなどのインフラも冗長化されているためです。仮に一部の設備に障害が発生しても、システム全体が停止することはほとんどありません。

このような高い耐障害性は、BCP(事業継続計画)の観点からも非常に重要です。災害時や大規模障害時にも、社員が社内・自宅・外出先を問わず業務を継続できる体制を整えることが、企業の信頼維持や損失最小化につながります。
オンプレミス型PBXでは難しかった柔軟性と冗長性を、クラウドPBXなら実現できます。

インターネット経由での接続になるため、どこにいてもつながる安心感

クラウドPBXはインターネット経由で接続するため、社員は自宅・外出先・避難先など、どこにいても業務を継続できます。
災害発生時に「社員がどこにいるか」「出社できるか」といった状況は予測できません。だからこそ、場所を問わず使える通信インフラが重要です。

この仕組みは、非常時だけでなく平常時のテレワーク環境としても有効です。BCP対策で導入しても、普段から使える実用的な仕組みとして活用でき、決して無駄にはなりません。

オフィス依存からの脱却

クラウドPBXを導入することで、従来のようにオフィス内にPBX機器を設置する必要がなくなり、電話環境を場所に依存せず構築できるようになります。
外線についても、クラウド上で収容された回線を利用することで、キャリアとの接続機器(ゲートウェイなど)をオフィスに置く必要がありません。これにより、設備トラブルや災害時のリスクも大幅に軽減できます。

また、端末も柔軟に選択でき、従来のビジネスフォンだけでなく、スマートフォンアプリを使った通話も可能です。スマホさえあれば、自宅や外出先でも代表番号を使った発着信ができ、真の「どこでも働ける環境」が実現します。

クラウドPBXで“止まらない企業”へ

近年、地震や台風に加え、記録的な豪雨や猛暑など異常気象が頻発しており、企業活動への影響も深刻化しています。特にオフィスに依存した電話対応体制では、災害時に業務が停止してしまうリスクが高まっています。こうした背景から、クラウドPBXへの移行が注目されています。クラウドPBXなら、在宅勤務や外出先からでも会社の代表番号で通話ができ、災害時でも柔軟かつ継続的な顧客対応が可能です。この機会に、事業継続性を高める通信インフラへの見直しを検討してみてはいかがでしょうか。